菅原直敏(神奈川県議会議員)議会報告ブログ〜千里の道も一歩から〜

菅原直敏(神奈川県議会議員)議会報告ブログ〜千里の道も一歩から〜

神奈川県議会議員菅原直敏の議会報告のブログです。神奈川県大和市選出。無所属。

国を守ることは、家族を守ること

●米国民と愛国心

9月11日、米国発のニュース番組を見ていると、一日中10年前の同時多発テロについての追悼企画を放映していました。オバマ現大統領(民主党)とG.W.ブッシュ前大統領(共和党)が二人揃って、ニューヨークのワールドトレードセンター跡地で追悼に参加する様子が映し出されました。

10年前を振り返ると、このテロは米国にとっての一つの国家的危機でした。当時のブッシュ大統領の支持率は決して高い者ではありませんでしたが、このような国難があった場合には、米国の国民は一つにまとまり、このことが大統領のリーダーシップを発揮する上でのよい影響になることがあります。

国を守ることが、家族を守ることにも繋がると言うことを、彼らは感覚的に理解しているのではないかと感じます。そして、それは普段から国旗を掲揚し、国家を斉唱することを慣習化し、よい意味での愛国教育を徹底することで、国民の愛国心を醸成してきたからだと考えます。

●日本国民と愛国心

3月11日に発生した東関東大震災は、日本にとって米国の同時多発テロに勝るとも劣らない国家的危機です。結果的にはそうはなりませんでしたが、一歩間違えば関東全域までメルトダウンによる灰が飲み込む可能性もありました。まさに、日本国存亡の危機がそこにはありました(もちろん現在の状況も依然として厳しい)。

しかし、この危機的状況に対して、野党の国会議員だけではなく、与党の議員の中にまで総理の足を引っ張ることに執心する者が見られました。マスコミによる首相叩きの論調も日々増していきました。

もちろん、首相自身のリーダーシップにも問題があったことは否定しませんが、それ以前の問題として、周囲が当初から首相の失敗を期待してあら探しばかりしている印象も同時に受けました。野党は常に選挙の損得を考え、身内においても保身や出世欲を追っかけているようでした。

このように、危機的な状況になっても、国民の生命・財産を度外視して私益に走ってしまう政治家が少なくないことが日本の致命的な部分であると日々感じています。

●国を守ることは、家族を守ること

私はこのような日本の政治家に象徴される私益優先型人間の跋扈の背景には、愛国心を醸成することを怠ってきた一つのツケが出てきているのだと考えます。欧米における個人主義を誤った形で解釈し、政治や教育において最低限の規律や義務すらも課すことを避け、権利意識ばかりを醸成させてきました。

その一つの具体例として、国旗掲揚や国歌斉唱を懸命に阻害しようとする教育現場の状況も挙げられます。

誤解をして頂きたくないのは、ここで言う愛国心とは国家のためで為であれば個人の人権を無視して国民が犠牲になってもよいというような過去にみられた類いのものではありません。国民があるから国家があり、国家がしっかりと機能しているから国民の生命・財産が守られているのであるということを理解した上で、国の文化や歴史を愛する気持ちを育んでいこうとするものです。

国家がしっかりと機能しているから国民の生命・財産が守られることを知っていれば、政治家が国を他国に売ろうとしたり、危機的状況において私益を優先させ国の機能を停滞させるようなことは相当程度抑制されるはずです。

なぜなら、国を売ったり、国の機能を停滞させることは、家族を売ったり、家族の生命・生命財産を脅かすことに繋がるからです。

特に政治に関わる人間は、この愛国心を一般国民以上に洗練された形で持っていることが期待されます。自分の身を賭してでもこの国や国民を守っていくのだという気概は、やはり適切な愛国心の醸成なくして成し得ないというのが私の強い思いです。