菅原直敏(神奈川県議会議員)議会報告ブログ〜千里の道も一歩から〜

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神奈川県議会議員菅原直敏の議会報告のブログです。神奈川県大和市選出。無所属。

介護・福祉の施設・活動を巡る旅11件目~介護老人保健施設「みどりの杜」

介護老人保健施設「みどりの杜」を視察しました。私が8年来親交を持たせて頂いている神奈川県議会議員小島健一先生が理事長を務める社会福祉法人みどりの風が運営する老健です。

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何年も前から行きます行きますとお話をしていてようやく実現しました。また、老健は私が最も訪れたかった施設の一つです。それは、老健のことは座学ではたくさん勉強していましたが、医療と介護の中間的な位置づけもあり、現場無くして理解をすることが困難であったためです。

横浜市内の施設ですが、みどりの杜という名前の通り緑に囲まれた小高い丘に施設はあります。

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施設の敷地内に入ると、彫刻の森にも出展している芸術家が作った彫刻が出迎えてくれます。また、施設内に入るとまた芸術的な作品が出迎えてくれます。理事長の関心もあるためか、施設内のいたるところに絵画が展示されています。

応接室で、老健の現状などをレクチャー頂き早速施設内を見学しました。

入居者の方々が理学療法士作業療法士の指導の下、リハビリテーションに取り組んでいました。デイケアも併設しているため、机に座り作業をしている利用者もいました。

●在宅強化型老健施設

老健とは「介護保険が適用される介護サービスで、在宅への復帰を目標に心身の機能回復訓練をする施設」です。従って、入所が前提の特別養護老人ホームと違い、結果的に回転率が上がらなければなりません。

しかし、実際は入所期間が1〜2年に及ぶことも珍しくなく、特養化している老健も少なくありません。そのような中、在宅復帰・在宅支援機能が高い老健に対して国も加算を高くするような改正を行いました。

みどりの杜はこの在宅強化型老健施設になります。以前は1年以上の入所期間の入居者も少なくなかったようですが、現在では回転率もあがり、在宅支援に力を入れています。

その結果、入居率が9割台半ばから8割台に後半に下がったようですが、加算もあり経営はトントンとのこと。今後は入居率もさらに上げ経営改善に取り組むとのことです。

経営上の不利益も受け入れながら、老健のあるべき姿を追求するその姿勢は素晴らしいと感じました。

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●職員を大切にする施設

小島理事長の経営理念は「まず、職員を大切にすること」です。給与面や待遇面でも経営努力をされている様子に共感しました。社会福祉法人の中には、経営者一族が経営を私物化し、そのしわ寄せを現場職員へよせる事例も散見されますので、この姿勢は働く側の立場としては非常にありがたいことです。

例えば、この施設には通常の施設にある「早番」「日勤」「遅番」「夜勤明け」以外に「中番」というシフトがあります。現場の職員の意見も取り入れながら、中間的な勤務形態である「中番」という勤務方法を取り入れたとのことでした。

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このような理事長の姿勢もあり、現場の職員も生き生きとしており、開設16年の施設でありにも関わらず、出戻りの方まで含めると15名前後の開所当時のスタッフが働いているとのことでした。

職員が笑顔で、離職率の低い現場は経営者がしっかりしていることの好例です。

●共生

クリーニング室を覗いた時、少し舌足らずな男性が働いていました。この施設では知的障害者の方にクリーニング室での仕事をしてもらっているとのことでした。

また、施設内の備品のいくつかは府中刑務所製のものでした。

ところどころに理事長の社会と共生をしていこうという思いを感じられ、共存・共栄・共生を活動理念とする私は嬉しく思いました。

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小島理事長始め、対応してくださった職員のみなさん、ありがとうございました!

大和市内訪問施設・活動:5件

大和市外訪問施設・活動:6件

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